IAP補足:腹直筋・腹直筋鞘
腹直筋は腹部の前側を左右縦に走る帯状の筋です。 作用 体幹の屈曲と腹圧の上昇 付着 恥骨稜、恥骨結合⇆剣状突起、第5〜7肋軟骨 神経支配 肋間神経(T6~11)、肋下神経 腹直筋鞘は腹直筋と錐体筋を包む膜状…
腹直筋は腹部の前側を左右縦に走る帯状の筋です。 作用 体幹の屈曲と腹圧の上昇 付着 恥骨稜、恥骨結合⇆剣状突起、第5〜7肋軟骨 神経支配 肋間神経(T6~11)、肋下神経 腹直筋鞘は腹直筋と錐体筋を包む膜状…
安静時呼吸と活動時呼吸 呼吸は、身体の中で「常に起こっている動き」であり、腹腔内圧(IAP)は呼吸により変化します。 安静時呼吸 活動時呼吸 呼吸をこの2つに分けた時、呼吸機能を見る上での重要なポイントは以下のようになり…
外腹斜筋は腹横筋・内腹斜筋とともに側腹壁を構成します。 腹腔内圧を上昇し、腹横筋・内腹斜筋とともに体幹の安定に働きますが、腹横筋・内腹斜筋よりも大きく、より動きに関わる働きを持っています。 第5~12肋骨か…
外腹斜筋とともに側腹壁を構成する腹横筋・内腹斜筋は、腹腔内圧を上昇し、呼吸を改善するためにキーとなる筋です。 腹横筋・内腹斜筋どちらも 胸腰腱膜の一番深い層、腸骨稜、鼠径靭帯、恥骨稜、白線に付着します。 (…
自信につながる正しい努力の仕方を知りたい人へ もっと知りたい!解りたい!と考えるのは自然でポジティブなこと 人の身体やその動きというのはとても複雑で、アプローチ方法も多岐に渡りま…
腹腔内圧(IAP)と腹圧は同義語として扱われる場合が多いです。 しかしながら、このブログでは、この二つを区別して取り扱います。 以下、その考え方について説明します。 体幹の内側にある腹腔は、内…
なぜ腹腔内圧が姿勢の維持に重要なのかを、簡易に説明します。 まず、体の後ろ側は、背骨というしっかりした構造に支えられていますが、前側では、胸郭と骨盤の間には骨がありません。 また、体を引き起こす体幹の伸展筋…
第1回11/21(Thu) 「腹腔のコントロールと呼吸/ハンドレッド指導」 終了いたしました。 知識と経験の積み重ねを、クライアントと向き合う際の揺るぎない自信へとつなげたい方のためのセミナーです。 養成コ…
(IAPはシリーズで続いていきます。) 腹腔内圧 英語の頭文字をとるとIAP(Intra -Abdominal Pressure) 腹腔の状態「腹腔内圧」は動きに関わる大切な観点ですので、まずはここから始めてみたいと思い…
(IAPを理解する上で押さえておきたい構造を補足として、こちらもシリーズ化していきます。) 横隔膜の付着部を確認してみましょう。 付着部を見ると、横隔膜の働きと胸郭・脊柱のポジションは密接な関係を持つことがわかります。 …
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